英+仏 =フラングレ!

その他

「不動産ファミリー~高級物件はお任せあれ~!」      

仏TMCで放映された連続TVもので

Netflix で5話配信されています。

その中からあまり教科書では習わない

ような仏語の言い回しをあつめて

紹介しようかと計画したのですが偶然、

イギリス人ALEX氏が

YouTubeでこの番組を使って、

フランス語を紹介していたので

それを紹介します。

フランス語の基礎全然ないよという人も

Netflixの日本語字幕でお楽しみくだ

さい!

その前に番組紹介

パリ、家族で高級物件を扱う不動屋さんのおはなし。

実在している人たちで、

かれらが6か月間の撮影スケジュールでロケ、

インタビューに答えています。

目を奪うばかりに素敵な高級物件と内装

立地は一見の価値があります。

また、お金持ちさんというか

フランス人が不動産を探すときの

こだわりそれは

  • その物件から見渡せる眺望
  • 背景ストーリー
  • リセールバリュー

また、たくさんのこだわりに対し

妥協せず探し続ける。

そして、内装を手掛けるデザイナーの

価値にも非常に注目しています。

家族で自宅を事務所に不動産業を営む

彼らの家族愛とビジネスの両立は時に

難しいようですが

色々なピンチを切り抜けて協力

していく姿は素敵です。

さて、イギリス人ALEXが注目するフランス語とは?????

まず、冒頭で
パパとママンが
自己紹介をします。

パパ:Moi, C’est Olivier

:私、オリヴィエ

ママ:Moi, C’est Sanderine

:私、サンドリーヌ

カジュアルな言い方です。

Moi:私 C’est Olivier:オリヴィエ。

C’estは、これは何々ですなどと

モノを示すときにもつかいます。

病院などで名前を呼ばれ、

わたしです!と返答するときにも

使えます。

C’est moi:私です。

次に、ママが息子たちの紹介をします。

L’aîné s’appelle Martin

:長男のマルタン 

Le deuxième, C’est Valentin

:2番目がヴァロンタン

Louis, C’est le dernier arrivé.

C’est cadet

ルイ、最近、到着(一緒に働くようになった)末っ子。

実際、息子は4人いてルイは3番目

なので厳密にいうと、

末っ子ではないのですが

4番目はまだ高校生で

働いてる息子の中で末っ子という

表現をしているのだと想像できます。

L’aîné:長男

L’aînén:長女 

Le Cadet:末っ子(男子)

La Cadette:末っ子(女子)

3人のことをまとめてtrois aînés

:3人の息子ともいっています。

オリヴィエが
もともと不動産屋ではなく、
最初は業界のことを
何も知らなかったと
話しているシーン

On n’y connaisait rien du tout.

:私たちは

(それについて:不動産業界のコト)

何もまったくしらなかった。

ALEXが注目しているのはYです。

前文をうけて、それについてという

言葉をY一文字挿入すれば解決

パパとママがはじめた不動産業は

子供たちが合流して・・・

というくだり。

Les enfants nous ont rejoints les uns aprés les autres

:子供たちが一人また一人と私たちと合流したの

日本語に直訳すると:

(複数の中の)一人そのあとに他の人 

英語だと: one after the another

サンドりーヌが
リザのオフィスを訪問して
インタビューしているシーン

C’est quoi une journée type pour

une working girl comme vous dans

le lingerie?

:ランジェリー業界で働く

 一日はどんな感じ?

ときいています。

typeは英語の発音はタイプですが、

フランス語の発音はチップとなります。

working girl: ワーキングガールも

英語から来ていますね。

ここ数年はフランス語では外来語を

たくさんとりいれていますね。

アメリカンナイズならず

インターナショナルナイズ!

そして、サンドリーヌの

インタビュー場面では、

またまた英語 feeling、

冠詞をつけてLe feeling が登場。

ALEXはこれら仏語で使用される英語を

フラングレといっています。

仏語で英語をAnglais (アングレ)それに

フレンチをかけてフラングレ

なんかかわいいですね。

デザートの名前にできそうですね。

フランス菓子とイギリス菓子の融合

フラングレ!

パティシエさんが読んでいたらよろしく!

サンドリーヌは顧客の意向を伺うとき

は、ノートにメモったり、

あらかじめ用意したリストに

チェックを入れたりしない。

不動産を購入するのは

パン・オ・ショコラを買うのとは

わけがちがう。

顧客との間で共鳴するもの、

共感するものというか、

フィーリングが合わないと

お互いを信頼できないといっています。

リザがどんな家が好みなのか話している

場面で使用されている 

SOIT(ソワ) 便利な表現です。

たくさんの要件、条件、好みなど

羅列するときに便利です。

英語だと Ether something or something or……

ひとつは、

自宅と事務所が同じ場所にある 

ひとつは、

別々でもとても近くにあること 

ってな感じに日本語だとなるかな?

ヴァロンタンの
インタビューから

On a tellement l’habituer de mixer notre vie pro et perso

:私たちは、プロフェッショナルとして

 の生活と個人としての生活を

 ミックスしている。

ここでは、プロフェッショナルをプロ

ペルソネルをペルソと

単語を短縮してることを挙げています。

3人の息子たちが
おばあちゃんマジョを
出会い系サイトに
登録しているシーン

ここでALEXは英語ONLYをフレンチで

は何という?

という質問をしています。

SEULEMENTそれもOKだど・・・・・

3人が、出会い系サイトにマジョを登録

したところで、マジョの一言。

Je ne vais avoir que des vieux, vieux, vieux là

:年寄ばっかりじゃん!

neとqueで動詞をはさみ

ONLYと表現します。

パリから50キロ、
とてもとてもきれいなお城物件の
下見にパパと3人の息子が向かうシーン

車中でパパがOh lalalalalalala

:なんと!!!まあ!!!

ALEXもここは思わず笑いながら

紹介してますが、

フランス人がよく使う オララ!

驚愕にも落胆にもなんでも使えます。

発音も難しくない

一番使えるフランス語?????

すばらしいお城をみた瞬間のマルタン

J’ai des frissons : 鳥肌が立つ 

le furissonは身震い、戦慄という名詞。

日本語でもむっちゃ感動した時に

鳥肌がたつといいますし、

キョーフを感じるときもつかいますね。

この物件はインテリアデザイナー

Jaques Garcierが内装を手掛け

所有しているということで、

彼が城の中を案内しています。

1000年の歴史があり、

中世のスタイルのトイレが残っており、

当時はtrône(トローン):玉座

を便器という言葉に使っていたそうな。

まだ第一話の途中ですが、

いったん筆をおきます。

ぜひ、素敵なパリ、その他の地域の物件

とその眺望を満喫してください!

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