なぜ片づけをすすめるのか
◆それは、掃除がしやすいから
モノがあるべきところに取り出しやすいように収納され、食器棚、クローゼットなどのモノをいれる収納場所に80%くらいの量で配置されていると非常に掃除がしやすくなります。
家具と壁の間は5㎝あけるとゴキブリ、ダニなどの害虫も減少し清潔になるという話を聞いたことがあります。
クイックルワイパーで毎日掃除ができるように、本棚などの重たい家具は壁から5㎝はなし軽い家具は簡単に動かしやすいキャスターつきにし、キャスター平台などに収納家具をのせてらくらく掃除ができるようにします。
クローゼットや押し入れの中の床に面しているところは、こうすれば中のモノを簡単に動かせて掃除ができます。
モノの少ない空間でクイックルワイパーを滑らすのは、気持ちがいいし体を動かすいい機会となります。
床をウエットシートや雑巾で掃除をするときは、ミント、ラベンダー、レモンなどのオイルを数滴たらすと、虫よけにもなりオイルをたかなくとも清涼な香りを感じることができます。
◆それは、気分が上がるから
部屋の中に空間部分が多いとリラックスできると同時に用事をするのもおっくうになりません。
まず、ものをどけて何かにとりかかるとなると「あーめんどうくさい!」となりますが、何もなければそこに済ませたいことをする道具をおいてすぐにはじめられます。
ものでゴチャゴチャしていると、どこになにがあるのかわからなくなりませんか?
- 同じものをなんども買ってしまったりしませんか?
- 服がありすぎて朝なにを着るのか迷いませんか?
- 持っている洋服の枚数を数えたことがありますか?
- 靴を何足持っているのかしっていますか?
ブラウスは5枚、Tシャツは7枚、などと決めておくと朝の洋服選びも楽になります。
毎日とっかえひっかえ服をかえるのではなく清潔さにポイントをおいて毎日の服選びをしてはどうでしょうか。
モノをたくさん持って、それを身に着けて外出するというのは、もしかして他人からどう見られているかを意識しすぎているのかも。他人の評価より自分の信条を大事にしたほうがより良い生活ができます。
◆それは在庫管理と防災意識を高めることができるから
想定外のことっておこりますが、できる限り想定しておけば想定外の事柄もへります。
海にかこまれた島国日本、地震や台風など自然災害がおおいい国に住んでいる私たちは災害に備えて備蓄をしておく必要があります。
国際的なパンデミック、いままさに起きていることも今回だけではなく過去にもありましたし、今後も起こりうること。
日常つかうものと備蓄しておくものを、ローリング・ストック法で使用しながら備えておくのがおすすめです。
自然災害で一瞬にして家が崩れてしまえば備蓄も何もあったものじゃない!という気持ちもありますが、家は大丈夫で、電気・ガス・水道が止まってしまい救助がくるまで耐え忍ばないというときのためにはやはり備蓄は必要。
食品はもちろん水、トイレなど想像すればいろいろと思い浮かぶものがあります。
あたりまえに享受、使用しているものが供給もされないし使うこともできない!となると!と想像力を働かせるのもいい機会です。
家の中のものを点検して、本当に必要なものと災害がおきたときのための備蓄を用意するのは大事なことですね。
まとめ
気持ちよく毎日を過ごすために、
- 所有するモノを厳選する
- 災害や病気になったときの備えを用意しておく
- 空間やスキマをつくり害虫の発生を減少させ、動き回れるスペースをたくさん確保する
清潔にきもちよく厳選されたモノで暮らす工夫をしてみましょう。
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